出雲大社について
About
当神社は岡山県津山市の中心地にある出雲大社の分院となります。明治15年(1882年)に島根県出雲市の出雲大社のご祭神である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)様の御分霊を頂戴しご鎮座致しました。大国主大神様の御神徳をこの地で広めていくため、布教活動をしております。また「いなばのしろうさぎ」の逸話でも知られるように大国主大神様の慈悲深く且つ慈愛に満ちたその御心により、どんなに深く傷つかれた御仁でも温かい手を出して頂けます。「だいこくさま」の愛称でも知られている大国主大神様は、福の神、縁結びの神としても信仰されており、すべてのものが手を取り合って協力し幸せを呼び込むようにと守って下さっており、多大な御信仰を集めております。
御祭神
大国主大神 おおくにぬしのおおかみ
八雲立つ出雲の国が神の国・神話の国として知られていますのは、神々をおまつりする古い神社が、今日も至る処に鎮座しているからです。そして、その中心が大国主大神様をおまつりする出雲大社です。
大国主大神様は、広く“だいこくさま”として慕われ、日本全国多くの地域でおまつりされています。大神さまがそれぞれの地域でお示しになられた様々な御神徳は数多くの御神名によって称えられております。
他御神名の御紹介
大己貴神
おおなむちのかみ
大物主神
おおものぬしのかみ
八千矛神
やちほこのかみ
大国魂神
おおくにたまのかみ
顕国魂神
うつしくにたまのかみ
縁結び・福の神として
当神社の御祭神である大国主大神様は縁結び・福の神として古くから信仰されております。その御心がお繋ぎするのは男女の縁(えにし)だけではなく、人間関係や個人を取り巻くありとあらゆる繋がりを指しております。神無月(かんなづき)、旧暦で言いますと10月となります。大国主大神様はこの国を創造した神としても崇められている所以から前述したこの神無月に全国から八百万の神様が集まる神集いが行われていると言われていました。そしてそこにて集まった神々が人々の縁を祈って話し合いを行うという信仰があった事によります。これからも当神社では、この縁を忘れず御神徳を信仰し祈りを込めた行事・お守りを御用意しております。